【疲労回復】に運動って、逆効果なのでは?

健康

はじめに

はじめに

「朝、疲労がとれなくて、起きるのがつらい」

「10年前は、体も軽く、朝から元気だったのに」

「毎日をもっと楽しく、充実した日々をおくりたい」

と思ったことはないでしょうか?

疲労がたまっている人は、休息をとって、安静にして回復しようとします。

これは完全に間違いとは言えませんが、疲れているなら、ぜひ運動しましょう!

「えっ!」と思われた方、必見です。

本記事では、その原因と疲労回復方法、効果について書かれています。

「なんだ、今まで逆のことしていたのね」

と気づいてくれたら、幸いです。

 

1. 疲れがとれない原因とは

疲れがとれない原因とは毎日、仕事に追われて休む暇もない。

土日、休んだのに疲れがとれない。

これは歳のせいだと思っていませんか?

疲労感を感じるのは、血流が悪くなっている証拠です。

この血流は、休んでいるだけでは、良くなりません。

逆に軽い運動をすることで、疲労回復の速度があがります。

2. 疲労回復の方法

疲労回復の方法

2.1 アクティブレストとは

「アクティブレスト」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

日本語では「積極的休息」とも呼ばれ、軽い運動を行うことで体内の疲労物質を排出しやすくし、疲労回復を高める方法です。

例えば、ストレッチは「アクティブレスト」にあたります。

ストレッチは、血行を改善し、疲労回復効果を高めます。

血行を良くなるメカニズムは、こんな感じです。

ストレッチで筋肉を伸ばすと血管は細くなり、血流は逆に悪くなります。

筋肉を縮めた時に、リバウンド効果で血流量が増大します。

2.2 パッシブレストとは

パッシブレストとは「パッシブレスト」とは、日本語で「消極的休息」と呼ばれています。

アクティブレストを知らない方は、この休息法で疲労回復を試みることでしょう。

実は、私もそうだと思っていた一人です。

疲れている時でも、ジョギング等の軽い運動が、意外とできるものだと感じていました。

このアクティブレストのことを知ったとき、なるほどと思ったものです。

例えば、安静、休養、睡眠は「パッシブレスト」にあたります。

この方法では、血流を増加させる効果がありませんので、体内の疲労物質の排出量も増えません。

早期に疲労回復を望むのなら、軽い運動を心がけましょう。

日常的に簡単にできる方法は、後でお伝えします。

3. アクティブレストの種類

アクティブレストの種類

3.1 ストレッチ

ストレッチは、筋肉の伸び縮みによって、血流を促進させます。

朝、ストレッチを行うと体温が上がり、朝から基礎代謝の高い状態で過ごせるので、ダイエット効果も期待できます。

夜も疲労回復のため、習慣化を目指してください。

3.2 ウォーキング

ストレッチに比べて、ウォーキングは外に出ないといけないので、少しハードルが上がるかもしれません。

外の景色を眺めることで、精神的な疲労もとれるのではないでしょうか。

肉体的疲労だけでなく、精神的疲労も回復できて、一石二鳥です。

3.3 ジョギング

ジョギングは、さらにハードルが上がります。

走る前には、しっかり水分補給をしてください。

水分不足では、血流が悪くなりますので、疲労回復には逆効果です。

また、過度なトレーニングにならないように気を付けましょう。

3.4 プール

プールでウォーキングをすれば、疲労回復効果抜群です。

全身を水につけるだけで、水圧より血流はよくなります。

水中でウォーキングをすることで、高い疲労回復効果を望めるでしょう。

3.5 入浴

入浴だけでも疲労回復効果を望めます。

夏場はシャワーで済ませることも多いかもしれませんが、疲れているときは、お風呂につかってください。

ただし、長湯は体に良くないので、ご注意を。

4. アクティブレストの効果

アクティブレストの効果

血流改善による疲労物質の排出を高める効果があります。

継続的な運動による基礎代謝の上昇効果があります。

これは、運動することで筋肉量が増え、血流も増えるため、基礎代謝も上がります。

イライラやストレスの改善効果があります。

肉体的疲労回復だけでなく、精神的疲労回復も見込めます。

5.日常的にできるアクティブレストのリスト

日常的にできるアクティブレストのリスト継続的にアクティブレストを行わないと効果を実感できないと思いますので、まず継続的に行える条件を考えてみましょう。

  • いつでもできる
  • きつくない
  • 道具を使わない
  • 一人でできる

以上を考えると以下の方法はどうでしょうか?

  1. シャワーではなく、入浴する
  2. ストレッチを行う
  3. 一つ前の駅で降りて、普段よりも長く歩く
  4. ショッピングは、車、電車を使わず、徒歩で行く
  5. 仕事中に同じ姿勢でいないで、30分ごとに伸びをする

まとめ

まとめこの記事では疲労回復に効果的なアクティブレストを紹介しました。

家で安静にして休養を取るよりも、軽い運動、例えば、ストレッチ、ウォーキングなどを取り入れてください。

今までの疲労回復のイメージを変えてもらえたら、幸いです。

「5.日常的にできるアクティブレストのリスト」をすべてやる必要はないので、できそうなものから始めましょう。

私のお勧めは、「ストレッチを行う」です。

朝のストレッチは、体温が上がることで基礎代謝も上がるので、ダイエット効果も期待できます。

夜のストレッチは、深い睡眠へといざない、朝のスッキリとした目覚めを得られます。

これらは、血行が良くなることによる効果です。

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